良性脳腫瘍の手術|メニエール病とは突発的なめまいや吐き気などから見抜く病気
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メニエール病とは突発的なめまいや吐き気などから見抜く病気

良性脳腫瘍の手術

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脳腫瘍の種類と症状

てんかんや頭痛といった症状を引き起こす原因として脳の病気が考えられますが、成人してから突然てんかんを発症した場合は脳腫瘍の可能性もあります。運転中にてんかんの発作を起こすと交通事故の危険性も高まることから、そうした症状が見られるようならできるだけ早い治療が必要です。脳腫瘍には良性と悪性の2種類があって、細かい分類では100種類以上の型が知られています。悪性脳腫瘍は肺がんなど他の種類のがんが脳に転移したケースが多く、悪性の原発性脳腫瘍で最も多いのは神経膠腫です。良性の原発性脳腫瘍で最多の4分の1を占める髄膜腫は脳そのものではなく、脳を広く覆っているくも膜という部分に腫瘍ができます。この髄膜腫が大きくなると脳を圧迫するようになり、てんかんや頭痛などの症状が出てくるのです。髄膜腫を含む良性脳腫瘍は悪性の場合と比べて進行速度が遅く、短期間で大きくなることはありません。大きく成長するにつれて脳の広い領域に影響が及び、てんかんや頭痛の他に麻痺や視野狭窄などの感覚障害が生じることもあります。こうした症状が疑われる場合は脳神経外科を受診し、MRI検査を受けることが早期の治療と症状改善につながるのです。

手術ナビゲーションの進歩

髄膜腫も含めた脳腫瘍の治療には、手術によって腫瘍を摘出する方法の他に放射線治療も挙げられます。最近では定位放射線治療の技術が確立しており、脳の正常な部分への影響を最低限にとどめながら腫瘍だけを効率的に除去することが可能です。外科手術は放射線治療よりも完治できる可能性が高く、腫瘍を完全に取り除くことで再発の危険性もほとんどなくなります。脳の手術と言えば怖いイメージもありますが、現在では高度なナビゲーションシステムの導入によって成功確率が飛躍的に向上しました。手術中にMRI画像を撮影しながら、位置感知カメラと顕微鏡を使ってミリ単位の精密な手術を行うのが現在の脳腫瘍手術でも主流となっています。それらの医療機器を高性能ワークステーションで制御しながら操作することで、切開場所から病変部分の特定まで外科医を確実にナビゲートしてくれるのです。優れた外科医はこうした最新機器を縦横に使いこなし、難易度が高いと言われた脳腫瘍手術も数多く成功に導いています。髄膜腫の治療を行うにもこうした手術が受けられるかどうかで結果が大きく違ってきますので、ナビゲーションシステムを導入している病院を選ぶことが重要なのです。